金沢一期一会

KANAZAWA ICHIGO ICHIE

金沢の伝統工芸・文化

世界に認められた金沢の手仕事 伝統工芸が息づくまち

2009年、金沢市はユネスコ創造都市にクラフトの分野で世界で初めて認定されました。創造都市とは、文学、映画、音楽、デザインなどの分野で独自の文化をもち、それを産業と結びつけて新しい価値を創造し、まちを元気にしている都市のこと。
城下町・金沢では、江戸時代の加賀藩前田家による文化奨励策によって繁栄した、加賀友禅、金沢漆器、金沢箔、大樋焼など、20を超えるさまざまな伝統工芸の「ほんもの」が今も暮らしの中に息づいています。
町を歩くと、数多くの工房やショップが町の風景に溶け込んでいることに気づくことでしょう。伝統の技は若い世代にも引き継がれており、建物自体がアートとして知られている金沢21世紀美術館周辺には、金沢の作家の感性あふれる芸術作品にふれることのできるアートギャラリーも点在しています。

伝統工芸・希少伝統工芸

加賀友禅

加賀友禅

我が国を代表する模様染めで、花鳥風月をモチーフとした写実的な絵柄、「ぼかし」「虫喰い」と呼ばれる技法などが特徴です。工程は複雑ですべて職人の手作業です。いく人もの手を経て生まれる気品に満ちた美しさ、それが現在の加賀友禅です。

金沢漆器

金沢漆器

金沢漆器は、大名好みの清楚な品位の高さと加賀蒔絵の華麗さで知られ、室内調度品や茶道具などの一品制作が特徴です。なかでも「加賀蒔絵」と称される装飾技法は、華やかな美を創造し、金沢漆器を代表する技法です。

加賀象嵌

加賀象嵌

象嵌は刀装具などに用いられる金属加飾法で、加賀象嵌といえば、鐙をさすほどにその名声は極めて高いものでした。現在では、幾何学模様などを取り入れた洗練されたデザインも多く、加賀象嵌は日本の金工のひとつの到達点を示しています。

金沢九谷

金沢九谷

金沢九谷は、約200年前から今日に至るまで、九谷らしい華麗な色絵を一貫して重んじ、新たな技術の開発に研鑚し続けています。金沢九谷を代表とする木米風の絵柄は、他の伝統的絵柄と共に長く愛されています。

大樋焼

大樋焼

加賀藩御茶碗師として350年の歴史をもつ大樋焼はロクロを一切使わず、手で捻り、飴釉を特徴としています。保温に富み、軽くて暖かみがある風合いの器は口当たりが柔らかです。

茶の湯釜

茶の湯釜

城下町金沢は茶の湯が栄えた土地です。宮﨑家は加賀藩主の御用釜師として寛文年間から続く家系です。初代は千仙叟の指導を受け、現在十四代宮﨑寒雉氏も千仙叟好みの侘びた釜や代々家元好みの釜などを、すべて一貫製作しています。

伝統文化

茶の湯

茶の湯

加賀藩祖前田利家が千利休に茶の湯を学んだことに始まり、金沢では茶の文化が大変盛んです。市内には茶室が多く、茶会も日常的に開かれています。茶の湯は金沢市民の日常生活に結びついた芸能文化です。

加賀宝生

加賀宝生

金沢は「空から謡が降ってくる」と言われるように、江戸時代から能の盛んなところです。初代藩主前田利家から代々金春流を主として愛好してきましたが、五代藩主綱紀のとき宝生流を取り入れたため、加賀藩の能は「加賀宝生」と呼ばれます。

金沢芸妓

金沢芸妓

金沢には、ひがし・にし・主計町の三茶屋街があり、お座敷は「一見さんお断り」が原則です。金沢芸妓は、踊りなどの芸を磨き、もてなしの心を今に受け継いでいます。

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